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AMDA本部に行ってきたよ! その1
2006年01月08日 (日) | 編集 |
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ちょっと臨時収入が入ったので、1万円ほど寄付してみることに。
今回も、これまで継続して寄付の支援をしていた『セーブ・ザ・チルドレン』でいいかな?と思ったけれど、セーブ・ザ・チルドレンはあまりにも組織が大きいので、世界中から集まったお金が、全て有効に使われているとは限らないんじゃないか?と感じたのと、バンバン広告も出していて有名なので、寄付は集まるだろうということで、今回は別の団体へ寄付することにした。

寄付する団体を選ぶ時、一方的に食べ物や物資を与える団体ではなく、自立のための支援や緊急の医療活動をやっている所を選んだ。理由は、災害後には短期間で世界中から支援物資多く集まりすぎ、活用しきれず廃棄することになったり、現地が欲しがっている物資とのマッチングが悪かったりなどもあり、無駄遣いになることもあるらしいので。

最近は募金詐欺なども流行ったりしているので、本当に正しく活用してくれる所を探さなくてはいけない。
そして選んだのは『AMDA』アジア医師連絡協議会(NGO非政府・国際医療ボランティア組織)

国内や国外で災害・震災などがあった時には、すぐに医師派遣のニュースが紹介されていてよく聞くし、なによりも地元岡山の組織ということもある。売り上げの一部がAMDAに寄付される“AMDA自動販売機”なども、街中で見かけることがあったりして馴染み深い。

支援先が決まったので、送金方法をどうするか。銀行振り込みで寄付して、後は忘れちゃってもよいような気もしたけれど、せっかく近場にあるのだし、どんな団体か直接行って見てやろう!と、突撃することに。場所は岡山駅と岡山空港の中間くらいの、中心市街地から外れた自然あふれる地域。アスカ国際クリニックの1階。
(※追記: 現在は岡山駅北側・運動公園南辺りに移転。北区伊福町3丁目)

AMDAの住所付近に病院らしい建物があったので、車を止めて徒歩でぐるっと回ってみたが、まるでそれらしい看板や表示が見当たらない。本当に小さなプレートなどの文字さえ無い。手がかりが無さ過ぎたので、とりあえずその病院に入ってみた。

普通の病院なので、おじいちゃんやおばあちゃんの患者さんが沢山いる。お年寄りの患者に、インフルエンザや風邪をうつさないよう、入り口でマスクが配られていた。病院の受付を見ても、AMDAの文字は全く無し。パンフレットや案内表示も無い。

「もしかして、この病院はAMDAと何の関係もない…?」
不安に思いながら、おそるおそる受付の人に聞いてみた。すると、場所を教えてくれるだけでいいのに、わざわざ案内までしてくれた。やはりこの病院内にあったのだ。着いてみると、本当に案内がないと分からないような、病院の奥地だったので、連れて行ってくれて助かった。

国内や世界中に支部があるし、全国ニュースでも大きく取り上げられたりしていたAMDAなので、もっと大きな組織かと想像していたが、病院の隅にある、古くて小さな部屋だった。表示はと言えば、小さなドアにAMDAのシール一枚が貼ってあるだけ。本当に狭い部屋で、ぎゅうぎゅう詰めになって仕事をしていた。

入って最初に言われた言葉は、「よく場所がわかったね?」

(それが分かってるなら、病院の入り口に表示くらい出しておいたほうが…)

本当は病院の裏に川があり、そちらの土手側から降りて入るのがAMDAの正式入り口らしい。土手の方にも行ったが、本当に何の表示も駐車場もなかったので、病院の表口に回ったというのに。
病院の裏口から侵入しようとしてたら通報されるよ普通は。AMDAの看板とかあったら別だけど。

さて、寄付の話に戻って、お金だけ出す寄付もあるみたいだけれど、月刊誌「AMDA Journal」を送ってくれる一般会員(年会費1万円)というのもあったのでそれにした。毎月活動状況が紹介された冊子が送られて来るのは嬉しいなーと思ったから。

お金を渡して雰囲気を見て、作業のジャマをしないよう、すぐに帰るつもりだったのだけど、お茶まで出してくれ、作業を中断してAMDAの活動について詳しく教えてくれた。お話を聞いて、自分の考えていた活動内容と全く違っていたことに驚いた。

長くなったので、その内容はまた今度。

AMDA本部に行ってきたよ! その2



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